2018年07月

知床羅臼の海は世界一

今日は、羅臼のネイチャークルーズに乗船して海鳥&クジラを観察しました。
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出航してすぐに霧の中からフルマカモメの白色型が出現しました。

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しばらくするとハシボソミズナギドリの大群が出現しました。

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大きさの表現ができなくて残念ですが、大型のクジラ「ナガスクジラ」が浮上してきました。

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水温が14℃前後になるとカンムリウミスズメの出現が期待されます。
期待していたとおり出現しました。今日は10羽以上見ることができました。

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羅臼の海のメインイベンターは海の王者シャチです。シャチも今日はオス2頭にメスが4頭ほど出現して、船に向かってくるオスもいました。
迫力満点です。

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帰港する直前にカマイルカ30頭ほどの群れと遭遇しました。船の下を潜っていくイルカもいて楽しませてくれました。

羅臼の海は、港から出てすぐに、こんなに多くの生きものと出会えて「世界一の海」ではないかと思いました。

そして、ウトロに戻って船を出して海鳥の調査に出かけました。
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ウミネコの雛が成長していました。繁殖期前半には100巣ほど観察しましたが今日は雛を2羽だけ観察しました。

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ウミウの雛が巣立ちはじめました。
上部にとまっているのが巣立ったばかりの幼鳥です。
ウミウは他の海鳥より巣立ちが早いです。






















2018.7.12羅臼のオオセグロカモメ

北海道の東端も天気が悪くなかなか調査にでかけて写真をとることができませんでした。
羅臼でオオセグロカモメの雛の成長を観察しました。
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羅臼では人家の屋根でも営巣しています。

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孵化して1週間くらいの雛でしょうか、顔がだんだん伸びてきてます。
「わたしら、カモメは人の家の屋根を拝借して巣をつくってんねんけど、ここやったらヒグマもオジロワシもけえへんから安全なんや!人間には迷惑かけるけど我慢してや!」

6月26日知床の山の鳥と海の鳥

自宅のしばらく Wi-Fi が使えなくてブログの更新できませんでした。
田舎なので、光回線はもちろんADSLさえ来ていません。
なのでWi-Fiしか使えなくて、しかも「au」の電波しか届きません。
何とかならへんのかな~。
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おやおや!北海道なのに眉毛(眉班)があります。
なんでや! どうも巣立ちヒナのようです。
無事に大きくなった良いのにな~と思いました。
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大阪では冬鳥のマヒワも北海道では夏にいてます。
知床で繁殖しています。
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知床ウトロの市街地に近いオロンコ岩に今年からウミウが繁殖をはじめました。市街地に近いとヒグマやオジロワシに襲われる危険性が少ないのだと思います。

7月2日ウトロ沖

ウトロからカムイワッカの滝まで航行しました。
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ケイマフリが2羽でケンカしていました。
「追ってくる!逃げろ!」
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「えらい勢いで怒っている!怖いからまず逃げるしかない!」
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「激しいバトル!負けてたまるか!」

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ウミネコ
 今年は、フレペの滝で営巣してんねん。雛も大きくなってきてヒグマがこなかったらええのにな~。

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海岸に親子のヒグマがいてました。

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母親クマは流木を枕に寝てしまいました。

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沖合を航行していたら前方に何かが浮かんでました。
恐る恐る近づくとヒグマの死体でした。
死因は分かりませんが、海鳥を狙って崖を登っている途中に滑落したのかも知れません。





ギャラリー
  • 2022-8-3 羅臼沖の海鳥とシャチ
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  • 2022-8-3 羅臼沖の海鳥とシャチ
  • 2022-8-3 羅臼沖の海鳥とシャチ
  • 羅臼知円別港のオオセグロカモメのコロニー
  • 知床ウトロ港のケイマフリ
  • 2022.7.14 知床半島ウトロ側のウミネコとオジロワシ
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