今日は、羅臼のネイチャークルーズに乗船して海鳥&クジラを観察しました。
出航してすぐに霧の中からフルマカモメの白色型が出現しました。
しばらくするとハシボソミズナギドリの大群が出現しました。
大きさの表現ができなくて残念ですが、大型のクジラ「ナガスクジラ」が浮上してきました。
水温が14℃前後になるとカンムリウミスズメの出現が期待されます。
期待していたとおり出現しました。今日は10羽以上見ることができました。
羅臼の海のメインイベンターは海の王者シャチです。シャチも今日はオス2頭にメスが4頭ほど出現して、船に向かってくるオスもいました。
迫力満点です。
帰港する直前にカマイルカ30頭ほどの群れと遭遇しました。船の下を潜っていくイルカもいて楽しませてくれました。
羅臼の海は、港から出てすぐに、こんなに多くの生きものと出会えて「世界一の海」ではないかと思いました。
そして、ウトロに戻って船を出して海鳥の調査に出かけました。
ウミネコの雛が成長していました。繁殖期前半には100巣ほど観察しましたが今日は雛を2羽だけ観察しました。
ウミウの雛が巣立ちはじめました。
上部にとまっているのが巣立ったばかりの幼鳥です。
ウミウは他の海鳥より巣立ちが早いです。